日本農芸化学会2022年度大会にて、下記の2演題を発表しました。
塩濃度の違いがカナバリンの溶解性および構造に与える影響 豆蜂(トーファン):豆乳とハチミツから作られた新しいスイーツの開発
カナバリンの演題は現龍谷大学の西澤先生との共同研究です。当研究室で博士号を取得された際の研究内容の一部でもあります。また、本研究は科学研究費補助金若手研究の研究課題(18K14429)です。詳しい内容は、以下の論文をお読みください。
Nishizawa K, Arii Y*. (2019). Structural transitions of sword bean canavalin in response to different salt concentrations. Heliyon, 5, e03037.
豆蜂の演題は、卒業生の獅子原さんの卒論テーマを中心にお話させていただきました。淡路島産のハチミツを集蜜いただいた藤堂滋さま、それを本研究にご提供いただいたハートスフードクリエーツ株式会社の西脇章社長(演者の一人)、商品化にご協力いただいた10期生、11期生、12期生の皆さま、ハートスフードクリエーツ株式会社の社員の皆さまに感謝しております。また、基礎研究において使用した試料の一部を山田養蜂場様、赤穂化成様からご提供いただきました。本研究は、日本農芸化学会100周年記念事業 第2回農芸化学中小企業産学・産官連携研究助成により実施されました。感謝を申し上げます。詳しい内容は以下の論文をお読みください。
Arii Y*, Nishizawa K. (2022). Development of Tofun: A New Sweet Confection Made from Soymilk and Honey. SSRN Electronic Journal, 4046864.
Nishizawa K, Sano Y, Arii Y*. (2021). Gluconic acid content is negatively correlated with total sugar content in honey. J. Apic. Res., Online pubilished.
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