ナタマメゲルの論文 "Chemical structure and gelation characteristics of a purified gelling substance derived from sword bean (Canavalia gladiata)" がHeliyonに受理されました。
ナタマメゲルの論文としては2報目。今回は大量に精製して、ゲル化物質がナタマメデンプンであることを決定しています。また、精製ゲルのゲル化温度や融解温度、ゲルの特性を失わない濃度範囲などを報告しています。ゲルの実用に一歩近づきました。
本研究は、7期生の松田さん、神戸さん、8期生の田添さん、松浦さん、9期生の西村さん、向井さん、10期生の田中さん、朝山さん、11期生の野山さん、中島さん、12期生の中西さんが卒業研究で取り組んでくれた内容をまとめたものとなります。ナタマメゲルの精製方法、その大量化に時間がかかり、着工から8年もかかってしまいました。この間、理解するのが困難な結果にめげず根気強く取り組んでくれた皆様に感謝です。
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