8月28日からの3日間、福岡の中村学園大学にて開催されました日本食品科学工学会第61回大会・第10回若手の会に、2演題を発表するために参加しました。
1つ目は、院生の西澤さんが「白なた豆の食品利用に向けた加工法の検討」を発表しました。発表者は西澤さんに加え、4期生の酒井さん、神戸松陰女子学院大学の竹中先生、武庫川女子大学の升井先生と有井です。食料としてはあまり注目されていない白なた豆を食品加工してみよう!というチャレンジングな研究内容をコツコツと地道に進めたものです。西澤さんは初めての学会発表でしたが、本大会の口頭発表に加え、若手の会のポスター発表にもエントリーし、見事に優秀ポスター発表企業賞を受賞しました。
2つ目は、有井が「鉄強化を目指した木綿豆腐様食品の開発」を発表しました。発表者は有井に加えて、3期生の一幡さん、中谷さん、部家さん、三木さん、院生の西澤さん、神戸松陰女子大学の竹中先生、人間科学総合科学大学の中西先生です。鉄欠乏症とその予備群の予防と改善を目指して、鉄を継続的に摂取できるようにと願って開発したものについて報告しました。この研究は科研費若手B(23700894)で実施されたものです。
いずれの演題も好評で実りの多い学会発表となりました。