第2回生命機能研究会の発表内容をまとめたプロシーディング(電子版)が発行されました。生命機能研究会の幅広い研究内容がまとめられています。
当研究室からは有井の研究内容が掲載されています。組換え型プリオンタンパク質を大腸菌で可溶性に発現させる過程において、分かってきた事象についてまとめました。
タンパク質科学の分野で研究する研究者にとって、研究対象となる蛋白質に自信をもって挑めることが研究を続ける上で大切なことです。大腸菌発現系の構築は地味で(テクニカルには)注目を受けにくい分野ですが、研究が間違った方向に進まないためにも大切な作業です。また、論文にしにくいところもありますが、何らかの形で伝えていくことが大切だと思います。