これまでのプリオンタンパク質に関する研究では、大腸菌で生産された不溶性の組換え体を変性剤で可溶化した後に、再生するという方法で調製された組換え体が用いられてきました。これはプリオンタンパク質の組換え体がインクルージョンボディに封入されてしまうからです。このような組換え体を使用すると、人工的な調製法が組換え体に与えている影響を常に懸念しなければなりません。そこで、有井らは大腸菌菌体内で可溶性で生産される組換え体の調製法を検討し、この度、成功しました。
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